皆さんこんにちは！キャンプ場の予約を取ろうか悩むぺさんです（;´д｀）
今回は【SALTAHIKE】(サルタハイク)のアーク型ペグ「BITE STAKE」(バイトステーク)のレビューをさせて頂きたいと思います！
ギアレポが苦手な私がレビューなんて恐れ多いのですが、どうか見て行ってやってください(*ﾉωﾉ)
新ガレージブランド「SALTAHIKE」(サルタハイク)
ってなんぞ？
2021年に兵庫県で誕生するSALTAHIKE（サルタハイク）です。 「デザインでキャンプを変える」を合言葉にデザイン性と機能性が融合した製品を開発していきます。 視覚障害を持つ兄の支援を主目的として設立された当社ですが、良い物・喜んでもらえる物を作る、ということを忘れず、「次はどこにいこう？」というワクワク感を大事にしたブランド作りを心掛けます。
引用：SALTAHIKE
名前の由来は、旅人・道案内の 神様である猿田彦神（サルタヒコノカミ）様に因んで付けたそうです。
「旅の安全を祈るとともに、皆様と私たちを導いてくれるブランドになるように」との願いが込められています。
今後、まだ誰も見たことが無い「デザインと機能性が融合したギア」を多数展開していく予定とのこと。
機能性と美しいデザインのBITE STAKE(バイトステーク)
出典：SALTAHIKE
SALTAHIKE初の製品。プロダクトは、
- 美しい弧を描く鍛造ペグ
- ガイロープからの荷重に耐える新しい形状
- 設営～撤収・保管まで、全ての場面で「キャンプ」を追求
デザインと機能性を追求した、アーク型鍛造ペグです(*´ω｀)
ペグのデザインというと、ハンマーで叩く所の形状の違いや、素材が違うぐらいだと思っていました。
そして地面に埋め込む箇所が一直線になっているのが一般的です。
しかしこのアーク型ペグは、地面に埋め込む部分が、弧を描くように曲がっているのが特徴的で、今までのペグには無かった発想だと思います。
ペグで「曲線美」と言う言葉が浮かぶとは…ｗ
BITE STAKE(バイトステーク)の仕様
出典：SALTAHIKE
サイズ：全長229㎜・幅８㎜～21㎜×厚み８㎜
ヘッド部：35㎜×33㎜
重量：約175ｇ
材料：SS400・クロムメッキ
出典：SALTAHIKE
特徴は何と言ってもこのアーク型の形状。
ペグに掛かる荷重はほとんどの場合１方向に限定され、BITE STAKEは1方向に対して最大の抵抗力を生み出す鍛造ペグという設計思想で開発されたそうです。
直線よりもアーク型にする事で、地面に食い込こんで抜けづらくなる！という事なんでしょうか？(。-`ω-)
ペグと言ったらコレ！スノピの「ソリッドステーク」と比較してみました。
上がソリステ30・下が20です。
ヘッド部分にも特徴があり、赤い矢印の部分を叩いてペグダウンします。
黄色い線のフック部斜めのカットは打ち込みガイドとなっていて、地面と垂直になるように合わせるとその角度が打ち込む角度になります。
BITE STAKE(バイトステーク)を使ってみる
実際に、「BITE STAKE」(バイトステーク)を使ってみました！
レビュー用に１本頂きました。
ペグダウン
早速、ガンガン打っていきます。
地面に入っていきづらいのかと思いましたが、普通にガツガツ入っていきます。
この赤い範囲の部分に差し掛かったとき、幅が広がっている為か抵抗が増えて少し入りづらくなりました。
固い地面の場合はどうでしょうか？？
芝生では特に問題ありませんでした。
ガッツリ埋まりました(*´з`)
打感として、幅がある分「しっかり埋め込まれていっているな」という感覚がありました。
抵抗力
肝心の抵抗力はどうでしょうか？
せっかくなので、ロープを張る方向はもちろん、「上・右上・右」などの抜けやすい方向も重点的に力をかけて実験してみます。
思いっきり引っ張ります！
ロープを腕にグルンとまいて全力で引っ張りましたが、全方向抜けませんでした（;つД｀)
ぱさんも実践。
二人そろってビクともしませんでした（;´д｀）むしろ抜けなくて悔しぃ！！
ちなみに「ソリステ20」は抜けて、「ソリステ30」は抜けませんでした。
これはソリステ20が悪いんじゃなくて、こんなに引っ張ればどんな20㎝ペグも抜けると思います(;’∀’)
調べると、公式に「30cm級の抵抗力」があると載っています。
引抜き試験 計64回
出来るだけ条件を揃え280ｍｍのペグと比較試験を行い引抜抵抗力を数値化しました。
その結果280ｍｍと比べ 18.2％ 短い長さで
平均値 513.9N (95.2％)
中央値で 494.0N (97.7％)と、ほぼ並ぶ数値を記録。※1
引抜き試験の様子はYouTubeで公開しています。
※1簡易引き抜き試験は自社で実施したもので
数値を保証するものではありません。引用：SALTAHIKE
やはり、アーク形状が良い仕事をしているということなんでしょうね( ..)φﾒﾓﾒﾓ
個人的には、「幅」と「厚み」も抜けにくさに影響していると思いました。
引き抜きやすさ
逆にそんなに抜けずらいなら、抜くときどうするの？ってなりますよね？
何とメッチャ抜きやすいんです！( ﾟДﾟ)ｸﾜｯ
1度左右にグリグリと動かすことで、
隙間を作る事ができます。ペグと地面との圧着を解除させることで、
スポンッ！
と、簡単に抜くことが出来ました！
ペグを通して取ることもできます。
グリグリ～
スポッ！
簡単に抜けます(*ﾉωﾉ)
普通の直線型ペグでも、かなりグリグリしながらじゃないと抜けないときがあります。
このBITE STAKEは、非常に抜きやすいです( ´艸｀)
始めに右左にひねるだけだし、抜き疲れしないのは地味に助かります。
濡れているor柔らかい地面ではどうか？
私が１番気になったのはこれです。
ペグを使っていて思うのですが、雨や、強風などの悪条件化では、ペグはやはり抜けやすく、緩みやすいです。
特に短いペグはかなり危ういです。
BITE STAKEも埋め込む部分が約20cmと短いペグなので、どうなるのか気になりました。
というわけで、我が家の砂利サイトをタップリ濡らして実験してみます。
まずはソリステ20から。
ペグダウンしたときにあ～すぐ抜けるわ～という感覚がw
ポンッ！
まあ普通に抜けちゃいます。
打った後に雨に降られるならもっと抜きづらいのでしょうが、仕方ありません。
次にソリステ30です。
結構力を入れて引っ張りました！
ズボッ！
抜けましたがさすがソリステ30！ソリステ20よりも何倍も力を入れました(ﾟДﾟ;)
抜けはしましたが、かなりの力を入れないと抜けませんでした！
最後に本命BITE STAKEです。
打った感じはズブズブ入っていって、あ～これも抜けやすいだろうな！という感覚です。
んん～！おっ！結構力入れないと抜けません！！
ヌポッ！
抜けましたが、感覚としてソリステ30と同等の力で抜けました！
これにはビックリです(@_@)
ぱさんにも抜いてもらいましたがゼイゼイいってましたw
やはり20cmのペグなのに、30cm級のスペックを備えているのは間違い無さそうです！
余談ですがペグが抜けやすい場合は、このようにペグを増やして力を分散させると抜けにくくなりますよ～(*´ω｀)
これで強風の「ソレイユの丘キャンプ」を乗り切ったのはいい思い出ですｗ
BITE STAKEの悪いところを探してみる
いいところだらけのBITE STAKEですが、悪いところも探してみました。
ペグの王道である「ソリステ」と「エリステ」と、比較している部分があるのはご了承くださいm(_ _”m)
重量がある
重量が175ｇ。
20㎝級のペグは、半分以下の77ｇの物もあります。どちらかと言うと30㎝級の重さです。
BITE STAKEは全長229㎜ですが、アーク状にした事で強度や厚みなど設計的に多少重量があると感じました。
まぁそれが強力な食い込みを実現しているのでしょうが_(:3」∠)_
幅・厚さがありアークしていて大きく感じる
欠点と言うかアークしていて幅もあるので、ソリステ20など20㎝級ペグと比べると大きく感じます。
なので普通の20㎝級よりも大きいと思っていないと、収納に支障がでるかもしれません。
しかししっかり把握していれば、
出典：SALTAHIKE
この様にスタッキングできます。
アークしているので曲線に合わせて綺麗にスタッキングできるんですね！
値段が少し割高
現時点(2021/6/19現在)で、一般販売予定価格が１本648円(税込)です。
少し割高なイメージ。
デザインと20㎝級でこの高性能だし、重量・幅など使用している鉄の量を考えると妥当な値段なのでしょうか？
素人の私には分かりません＼(^o^)／
現在Makuakeにて、早割価格で販売しています。
20本 15％OFF 11016円
10本 10％OFF 5508円
まとめ
アーク型ペグという新しい可能性を秘めたペグです！
「デザインでキャンプを変える」という合言葉通り美しいデザインで高性能です。
まさかペグで「曲線美」という言葉が出てくるとは思いませんでしたｗ
機能面も高く、抜けにくさ・抜きやすさはもちろん、使用者への気遣いが伺えるフック部の打ち込みガイド。
20㎝という短さで30㎝級の性能を秘めているなど、ペグとしての要素もしっかり備えています。
アーク型というあまり例のないペグなのですが、オススメできる一品です(*´ω｀*)
キャンプ場で使うと、目立ってオシャレキャンパーになれますね(*´з`)
個人的にソロ・登山用に一回り小さいサイズと、もっと大きいサイズの製作をお願いしたいと思います(≧▽≦)(無茶ぶり)
購入する場合は現在「Makuake」で応援を募っているので、割引価格で購入できます。
Makuakeの専用ページで見ると商品について詳しく理解できるし、会社の成り立ちやスタッフのみなさんの熱意が感じられるので是非チェックしてみて下さい(。-`ω-)
https://www.makuake.com/project/bite-stake
ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆様も良いキャンプライフを(*’▽’)
